ローカルワイン

週末、3月10,11日アレッツォ見本市会場にてAgri toscanaという 農業の博覧会がありました。その一部にて、アレッツォの地元ワインのテイスティング会開催。
参加は46生産者
参加費用は、5ユーロ/1名

お客さんは一般というよりは、レストラン経営者やソムリエなど、味を探しに来ている感じの人が多かったです

この辺の土地で育つブドウの品種が似通っているだけに、生産者がその独自のワインの特徴を出すのもたいへんだろうと思いますし、
買う側も見極めが難しいんだろうなぁ。。と。。

ソムリエの方々の手を借りてローカルワインのミニ試飲会は、週末のスーパーで定期的に行われたりもしています

スーパーでは、イタリア中のワインは手に入りますが、

主力はやはり、地元のトスカーナワイン、種類が豊富です、スーパーは大量に仕入れたりしていますので、物によっては生産者から直接買うよりも安い場合も無きにしも非ず。

スーパーでは、5ユーロ(700円弱)ぐらいで日常の食事に合うワインを買うことができます。

コメント

  1. sumera より:

    日本では、年々ワインの消費量が増えているそうですが、
    一人当たり年間4本程度らしいので、イタリアのそれとは比較にもなりませんね。
    日本ワインの品質も向上・増産してるので、扱うお店がぐっと増えた一方、
    イタリアワインの出番は、イタリアン(レストラン)以外、
    少なくなっている気がします。残念です。
    ワインはその味わいだけでなく、生産者の想いや、
    土地の背景を大きく描き出す飲み物なので、
    ちょっと知ると非常に面白いと思うのですが、
    それが面倒、と若い子に言われてしまいました・・・。
    イタリアワイン、頑張れ!

    • uty より:

      勉強になります!4本でしたか。。日本ワイン、多くなりましたね~!日本へ帰る度に感じます
      生産者の想いというのは、こういう生産者が揃う会場に行くととても伝わってきます、一生懸命情熱的に説明する人もいれば、何も説明しない生産者も。
      何も説明しないと言っても、情熱が無いわけではなくて、内気だったり、商売っ気がなかったり。。ってのもあるだろうから
      売り込み、説明がうまい人と上手に(ワインを)造るとういうことは別ごとなので、この辺でも別の面白さがありました
      特にBIOの生産者さんたちは、ご苦労がより多い分、興味深かったです。
      自分の経験上、量が飲めなくなって、面倒なことにも興味を持ち始めた気がします。
      イタリアワイン、最近は、すっごいレベル高いですがね。。やっぱりフランスの次なんでしょうか。。
      ソムリエになるためのイタリアでの試験(6月)でもフランスワインの問題が大方を占めるらしいです。

  2. ひよこ より:

    日本のワインにつける名前の基準が世界基準に合わすため変更されるそうです。
    今まで◯◯ワイン※◯◯には地名、など表示するために明確な基準がなかったようですが、地名を入れるなら、そこで育てたブドウが何パーセント以上で醸造もその土地でなどと世界基準と同様に。
    日本のメーカーは、年々、ブドウの生産者が減っていくため地名を入れるのを諦めたり、逆に生産者からブドウも購入するけど自社でも栽培部門を作ったりと対応するようなことがニュースで流れてました。
    どちらも大変です。。。

    • uty より:

      ひよこさん、日本も世界基準になるんですね、知りませんでした。ありがとうございます。
      生産者が減っていっているとは。。ワイン用のブドウの場合、逆かと思っていました、いろいろご苦労がおおいですね、、
      日本は特に湿気があるし。。最近は予想ができない天候不順が起きたりしますしね。。。

  3. sumera より:

    再度ごめんなさい。
    同じ値段ならフランスワインがいいという人、やっぱり多いです。
    フランスは、ブランドイメージ作りが上手いですもんね。
    今の日本は、輸入量はチリが一番、
    ワイン好きに静かに盛り上がっているのは南アフリカワインです。

    日本でのイタリアワインの存在が薄いのは、
    インポーターやコーディネーターの非積極性も大きい気がします。
    あるインポーターと話した時、「イタリアと仕事がやりずらい
    (時間にルーズな人が多いから?)、その点ドイツはスムース。
    でも現地に行くと、料理は美味しいし、人も優しくて楽しくて、
    イタリアの方がずーっと好き」とおっしゃっていました。
    この矛盾って、日本におけるイタリアワインの現状及び本質かも知れません。

    あと、単純にアルコールの種類は、イタリアより日本の方が圧倒的に多いので、
    ワイン、しかもイタリアワインをチョイスする人、当然少なくなりますよね。
    かくいう私も昨年胃を悪くして(ワインの酸が全然ダメ)、
    日本酒や焼酎をちびちびな一年でした。
    だいぶ良くなったので、今年はイタリアワインの消費量に貢献したいと思います!
    歌子さんも、イタリア、特にトスカーナのワイン情報を沢山配信して下さい!!

    • uty より:

      SUMERAさん
      お返事ありがとうございます!私も冬に日本で見ました、南アメリカ産相変わらず多いですね。南アフリカもでしたか。南アメリカ、そしてカリフォルニアにしても元はイタリア人移民が開拓しているので、技術はイタリアなんでしょうけれどね~~。。
      「イタリアと仕事がやりずらい」のは、モノを出すのがイタリアは大変な国だからかもしれません。。税金、手続きの面倒さ、、どちらともドイツからのほうがぱぱっと行くと聞いています
      イタリア国内のワインの消費は増えているとは聞きませんが、イタリアワインの輸出は伸びているそうで、2017年は6%の伸び、60億€に達したらしいです
      主な輸出先は、ロシア(+47%)、中国(+25%)だそうです。
      私も日本へ帰るともっぱら日本酒と芋焼酎お湯割りです。残念なのは、日本のウイスキーが人気すぎて、3,4年前に近所の大きなスーパーで手に入っていた名前の通ったウイスキーが
      もう売っていない。。逆に見たこともないラベルの日本製ウイスキーが随分増えた気がしました。
      日本のウイスキー造りの技術が高い事は、アルコール飲料に興味のあるイタリア人、みんな知っている感じです。