ナポリ人が勧めるアレッツォのピッツァ屋

ピザ(ピッツァ)と言えば、ナポリが本場、その本場の味の店ってトスカーナで

食べることできるのかしら??

アレッツォに住んでいる食通のナポリ人に訊いたところ、ナポリと同じ味が味わえるのはアレッツォではこの2店。

  1. ‘O SCUGNIZZO  via Dè Redi 9/11 Arezzo
  2. GLI OSTINATI   Via Francesco Crispi, 32,  Arezzo

カセルタ出身のピッツァイオーロが経営するオスクニッツォに行ってきました
食べたのはもちろん、マリゲリータ、相方はマリナーラ、ナポリピッツァを知るための定番!

オスクニッツォのピッツァ

いや~うまかった!!初めてこんなに美味しいナポリピッツァを食べました。

いつもピザ屋ではナイフで力を入れないとピッツァが切れないので、ついつい、大きく切った後は手づかみで食べていましたが、オスクニッツォのナポリピッツァはしっとり柔らかで、す~っとナイフが入り、力要らず。フォークとナイフで食べることできました、ふちが膨らんでいる分、満腹感がすぐ来るかと思いきや、満腹感も感じずでした。生地が美味しいのはもちろん、トマトの酸味が生きていたし、生地のモチっと感モッツァレッラの甘さ、最高でした

ビールの種類も豊富、テーブルを見渡すと、同じビールを飲んでいる人がいないほど

私たちは、ベルギービールのシメイ、グランドリザーブを飲みました(750mlで10€)

ピザは、マリナーラ5ユーロ、マルゲリータ6ユーロですので、普通のピッツァ屋と同じです

開店は19時、予約は受け付けず、開店と同時に行かないと座れないと聞いていたので

土曜日の19:20に行って、ギリギリ座れた感じでした、19:30には満席で、2回目の回転は

20時過ぎになっていたようです、19時に行かれることお勧めします

このお勧め2店(オスクイニッツォとオスティナーティ)は両方とも

「真のナポリピッツァ協会」に属しています。

ちなみに、オスティナーティの経営者は、300年農家の近くのお城(ヴァレンツァーノ城)のレストランを経営するシモーネです、お城のレストランも評判ですが、このチェントロの中に昨年オープンさせたピザと炭火焼きをテーマにしたこのオスティナーティも大評判で、やはり19時の開店とともにいかないといっぱいだそうです。昔「オルガ」という随分歴史のあるレストランがあった場所なので、アレッツォ人には馴染みのポストというのもあり、人が集まる場所として注目されています、閑散期の寒い時期、お城のような郊外のレストランよりも、チェントロで集客を狙う、さすがシモーネという感じです。

と話はそれましたが。。

美味しいナポリピッツァって、「外はカリッと中はふわっと」だと勝手に想像していたのですが、こちらに書かれてあります「真のナポリピッツァ十戒」を読みますと、6の焼き上がりの部分に、真のナポリピッツァはふっくらと柔らかく、しなやかで、本のようにたやすく折り曲げることが出来なくてはならない とありました。食べたのがそうだったので、納得でした。

どうやったら、あんなにふわっとしっとり、優しい食感なのか、、知りたいものです~。

コメント

  1. Kimie より:

    歌子さん こんにちは
    美味しそうですね。
    お値段も高くないですし。
    私も昨日ナポリで修行した方がやってる
    ピザ屋さんに行ってきました。
    1枚2300円でした。
    歌子さんの行かれた所みたいに、スーっとナイフで切るのは無理でした(笑)

    • uty より:

      kimieさん!なかなか日本で再現は簡単じゃないでしょうね、、小麦粉、水、空気、酵母。。シンプルなことだけれど、大きく変わってきますもんね
      私もプロ並み(?)に36時間発酵させて、講習で言われた通りの強さの粉使って、マニュアル通りやるのですが、しかも窯で。。外はカリッとなります。
      だからナイフで食べられないです。。

  2. ひよこ より:

    あー、食べたいです^_^
    画像から匂いも出てきたらいいのになあ。
    アレッツォは、行きたいお店も増えてきてるので次回イタリアに行くときは外せない街ですね。
    食の一番の目的は豆好きの私ですが、次回はビステッカです♡

    • uty より:

      ひよこさん
      最近は、アレッツォにラーメン屋もできましたよ。イタリア人がやっているようです、
      ビステッカ、霜降りがおいしい日本とは違った赤身の肉、是非是非♡