今週のイタリアは、先週土曜日に終了したサンレモ音楽祭の話題で持ちきり
サンレモ音楽祭には、24の歌手が参加、1日目に、24の全ての歌手が曲を初披露、2日目は12、3日目は残りの12、4日目は24の歌手がそれぞれデユエットで参加以外の歌手と一緒に曲を歌い、5日の最終日は皆が歌った後に、審査発表となるわけです。
その審査は投票でして・・
100%中
50%は視聴者による電話やSMS投票(確か51セント必要)
30%はジャーナリスト関係の審査員票(会場内)
20%は名誉審査員票(会場内)
結果発表は
1位 MAHMOOD
2位 ULTIMO
3位 IL VOLO
だったのですが、
視聴者による投票結果は
Ultimo 46,5%, Il Volo 39,4% e Mahmood 14,1%
だったので、ウルティモが優勝じゃないのか!ってことでブーイングが至る所で勃発したわけです
ウルティモは、イタリア人の人気アイドル(可愛らしいジャニーズ系の顔)で若い女の子たち(小中高生)に大人気、サンレモヤング出身。投票にはお金もかかるし、勝って欲しい気持ちで、みんな投票したんだろうな~~。
優勝者↓
3位は↓
今回の騒がれている原因としては、政治(移民問題)も絡んでいまして。。審査員はみんな左側だ!とか。。国民の音楽祭なのに、国民投票が優先されないのは全く持っておかしい!とか。。TVをつけるとサンレモの結果による討論会です・・・。
さてさて、、しかしアイドルとラップで優勝争い??と69年続くサンレモ音楽祭について嘆く人もいるかもですが・・・時代です、ラップはほんとに増えました。それだけ訴えたいことがある時代であるのかも??
そして、私が一番気に入った曲↓
モッタ(MOTTA)トスカーナ、ピサ出身です、毎回着ていた服は、以前紹介したアレッツォのショップ「シュガー」らしいです
同じピサ出身のzen circus ↓もいい感じ!!モッタと言い、アーティスト系です。
ロールスロイスを連発するAchille Lauro この歌は、なにも考えず歌いたい、暑い夏に流行りそう。
忘れてはいけない存在、Loredana Berté ↓かっこいいです!
68歳にして、若者の支持層も厚く!脚がとってもきれい。なんと80年代にはあのビョルンボルグ(テニス選手)と結婚していたという。。。お姉さんは、日本でも恐らく名前が知れた歌手で、もう亡くなったミア・マルティーニ。歌う曲のイメージは二人は全然違います。
最後に、、今年の夏の海辺で聞く曲だわ~~~って感じの夏にピッタリな曲
サンレモ常連の、アリーサ
サンレモはやはり、デュエットの4日目が一番楽しいです。現地で見学されたい方はデュエット日がお勧めです!
コメント
サンレモもグラミー同様、
一般人と審査員の感覚の差があるんですね。
日本のレコード大賞だって、
裏取引があるらしく(聞いた話です)、
すっかり人気がなくなりましたよね。
昔は、あんなにワクワクしたのに。。
YouTubeで、歌子さんが紹介してくれた以外の
サンレモ2019も、つまみ観ました。
エロス・ラマゾッティ老けたなぁ(笑。
でも、声は健在だった。
バリオーニは、
相変わらず、サンレモの顔なんですね。
コッチャンテとのデュエット、良かった~。
元スパンダー・バレエのトニー・ハドリー、
昔はアイドルっぽかったけど、
今聴くと凄い上手いよね。
リック・アストリーも然り。
現役で頑張ってくれていて、嬉しいです(時々来日しますよー)。
エロスラマゾッティも年取るよね~90年代とは違う。。。
バリオーニは2年連続で司会で、今年は、去年よりちょっと控えめな司会だった気がします、コッチャンテ、ご存知でしたか。
私はその年代だと、今回のサンレモでも歌ったアントネッロベンディッティのNotte prima degli esami という歌も是非お勧めです。
リックアストリー、ついつい、今の感じをYouTubeで探してしまいました。声に深みがある!30年以上、together forever 歌っているんだね~。
いいね~~。いいね~。
なんだか楽しそうですo(^-^)o
日本だとどんな番組になりますかね?
NHKののど自慢はずっと続いてますが、プロ歌手版はみあたりませんねー。
サンレモは69年も続く(TVが白黒の時代から)イタリアの大きな音楽イベント。
それを機に、有名になった歌手や曲もたくさん!例えば、ドメニコ・モドゥ―ニョの「Nel blu dipinto di blu」(1958年)
参加歌手あるいは、ゲストの70代の歌手たちが、若い10代に出演していたVTRと比較するのも面白い。
サンレモは老若男女が見て、みんなそれについてあ~だこ~だとおしゃべりできる楽しみの少ない冬の2月の大イベント。。
似たようなのは・・・日本では恐らくないかも(ちなみにNHKのど自慢、すきです~)
歌子さん こんにちは。
音楽祭の紹介ありがとうございます!なんとなく ほのぼのとして 映像を見ました。
私は 言葉が分かりませんが みんな聴いた中では Mahmoodが 心に響いてなんとなくいいな〜、声も しっくりいくな〜と 個人審査しました。笑。楽しかったです。
やっぱ イタリアって 憧れますね。
マホムッドは母親がイタリア人(サルデーニャ)と父親はエジプト人のイタリア人。お父さんとは、音信不通らしいです。
そんな環境で生まれた歌らしく。。歌詞の意味は深いみたいです。
マホムッド、ウルティモ(2位の歌手名、最後という意味)ヴォ―ロ(3位の歌手名、フライトという意味)!!
「マホムッド、最後のフライトだ!」というブラックジョークが飛んでいます・・・。