6月10日頃、一人暮らし(イタリア人男性60代)のお隣さんが入院しました、彼が「ピーナ」という仔猫(メス)を飼っていたのは知っており、入院後、ピーナの世話に1日1回、親戚が餌をあげに来ているというご近所の話だったので安心していました
が、、、そのピーナが発情期に入り、一晩中、大声で鳴くので、ご近所が眠れない状態が数日続き。。。(夏ということもあり、みんな窓を開けて寝ています)
昨晩、ついにピーナの飼い主の親戚VSご近所の口論が勃発・・・
親戚さんの話だと、(入院したお隣さんが)避妊手術の予約をしてあると言っていたそうなんですが、、いっこうに獣医のところへ猫を運ぶ様子がなく。
一晩中、大声で鳴くのは発情ではなく、ご主人恋しさからだという親戚さんの解釈もあり。。
でも眠れないのは事実で、訴える!までご近所の血の濃いタイプのイタリア人が言い始める始末で。。
最終的に、ご近所の眠れない人たちが断行させたことは・・・
猫を外に放す
「え~~~!😨😨😨、この辺で、猫が3回車にひかれたの見ているからそれはちょっと。。。特にこの猫は、家の中にずっといたわけだし」と気弱なわたしの発言は無視・・・
猫の元々の飼い主の意向が分らないので、誰も手出しできないというのが本当。。「市」を呼ぶことも考えましたが、最近は動物虐待だとか問題になると(毎日世話に来ていたとは言え、空き家に猫がいる状態)罰金だなんだと、めんどくさいことになる、私は呼ばないからね、と逃げ腰の人ばかりで。。(私も含む・・)なにより、かわいがっていたお隣さんがかわいそう。。
結局、人間の都合で、意図的にピーナは野良猫化(?)されることになりました・・・
大声で鳴いていたピーナ、放されて1時間後・・・
オスねこ(野良猫)がピッタリくっ付いていました、私が広場でその猫たちを見ていると、ご近所さんが出てきて、猫は猫同士がいいんだ、ほら、たった1時間でもう泣かなくなっただろう(はっはっは~~)! という解釈・・・・
そのあと、「(野良猫の)子猫が生まれてしまうのに・・」と言ったのですが、、彼には関係ない様子です。。
複雑な心境でした。。何がいいのか。。誰にとって、、なのか?
昨晩は、ピーナは全然、泣かなかったようです
今朝6時、お隣さんの家の前に行ってみました、オス猫2匹(野良)とピーナが一緒でした。その後は見ていません、、
お隣さんが大事に育てていた飼い猫が野良猫になった1日。。
お隣さんは帰ってくるのか?帰ってこないのか?それもわかりませんが
帰ってきたときに、ピーナが家に居ないと知ったら寂しいだろうなと想像。。
この経過をラファエラに話しました、ピーナの仔猫が生まれて、その辺の野良猫が、ますます増えるようであれば、エンパ(動物の保護団体)を呼ぶことにしようと決めました、ラファエラも手伝ってくれると言ってます。
コメント
何という悲劇。誰も得してないし。
1 猫の妊娠期間は約2か月
2 一度に3~6匹産む
3 約2か月後には再妊娠可能
4 年間約15匹産める
猫が妊娠できるのは、12歳くらいまでと言われ
(個体差あり)、また仔猫は、
6か月くらいから妊娠可能です。
これらを考慮すれば、
たった一匹の未避妊猫がいることで、
どんだけ猫が増えるか・・・。
歌子さんが隣人さんをデスってないので、
悪い方ではないのでしょうが、
避妊手術代をケチったのが、痛恨のミス。
ピーナが出されたって、親戚から聞いているかな・・・?
因みに日本だったら、眠れないという理由だけで、
他人の飼い猫を放したら罰せられます。
最後に一言・・・猫に罪は無いにゃ!
そして、猫は可愛いにゃ・・・゚・(ノД`)・゚
ほんとに後味の悪い話です
今朝、お隣さんの家の前へ行ったら、餌と水はあったけれど、ピーナはいませんでした。
1から4を私がちゃんと知ってて、あの時、強く言っていたら。。
あの日は、実は、親戚に宛てて「猫のことについて話したい」と扉に張り紙しておいたんです
話したかった内容としては、7項目メモ・・(避妊手術はしてください、飼い主が帰ってくるまで私が預かる、でもうちの猫と
相性が悪かったらだめ、ピーナに何かあっても責任は私になし、バカンス時は・・とかいろいろ。。)
張り紙を親戚が見たのか見なかったのかは不明、、私が喧騒に気付いて、隣に行ったときには、もうケンカが始まってて、
ピーナは既に外。車の下でおびえてました。
観点が人それぞれ違うので、あの場はどうしようもなかったです。
でも、もしかしたら親戚は実はこの結果にホッとしているんだろうなと
ふと、後で思いました。人に責められることも無くなる、猫の餌をあげに来なくていい。。
あとで考えると利害は一致していたのです。
(でも、なにか変・・・)
猫には罪はないのに。。。
猫ももしかしたら、家の中にいつ帰ってくるかわからない飼い主を待って一人ポッチでいるより
野良ネコとなって、外を自由に歩くほうがいいのか。。ともちょっと考えました。
避妊手術してなかったことだけ。。気がかりです。。
難しい問題ですわ。。
お一人暮らしの方が入院などで家にはペットだけになる問題は日本も同じですね。
自分が動けるときに対策を講じてるという人も増えてきました。
具体的には、入院や死亡した場合には◯◯さんに預かってもらう、など話しあいをしてるそうです。
これは人間も同じで、動ける時に終活はしとかないとなあと自分の親の姿みながら感じます。
それにしても、歌子さん、いろいろ頑張らはりましたね!すごい行動力です^_^
そうですか!さすが日本、準備がいい。
イタリアで長期入院というのはあまり聞かないし、飼い主はまだお若い方だし、しかも2週間ぐらい前には屋根修理の件で
話していたので、まさか、こういうことが起きるとはおもっていませんでした、、でもあるんですね、、ほんとに。。
行動力には実は裏があって、、近くの「おしゃべりば~さん」がこの件では連日、こーだあーたとおしゃべりばかり。。
で「口先だけで何もしないんですね」と本人に言ってしまった都合、、動かざるを得なくなったのでした。。
(しまった。。いわなきゃよかったとちょっと後で後悔・・)
「猫はかわいい、私は一人暮らしだから、相手をしてくれる猫が欲しい」とそのばーさんいつも言っていたくせに、
今回、じゃ猫引き取れよ!と私は思っていたのですが。。その気はなく。。自分の都合(寂しさ紛らわし)だけの解釈のようでした。