イタリアのより美しい村のひとつ アブルッツォ州サントステーファノディセッサーニオ村
●人口115人、●標高1251m
スルモーナからラクイラ方面に向かって車で約1時間(56km)
スルモーナとの標高差は800mほどありますが、車で走っているとそんなにのぼった感じはしません。感じるのは気温差。
8月の太陽は強いものの盆地のスルモーナとの気温差は3~4℃はありました
動画での雰囲気のまま、時間が止まった感じを覚える村でしたが(動画にもあるように)外資のSEXTANTIOという会社が Albergo difuso(点在するホテル)として廃村をよみがえらせました。
アルベルゴディフーゾでの成功例です
廃村を高級志向の点在ホテルに変えてしまうのですから、素晴らしい。
村に昔からあったものを修理してそのままホテルで使用、イメージは100年前の生活。。。どんなお部屋か見てみたい・・・セクスタンティオのサイトのお部屋のぺージ。 都会の現実の生活とのギャップを楽しむ感じなんでしょうかね。
3年前はこの村の麓に3泊まったので、よく覚えていますが、今回行って、村が耐震設備に力を入れていたこと、道路など整備されてきれいになったことを感じました、
3年前のラクイラと今年のラクイアを比較した時、今年のラクイアのほうが、寂しい印象を受けたのとは違って、観光活性化された村は、活気が違っていました。SEXTANTIOのレセプション前はスペイン人観光客や電話対応のお姉さんたちが忙しそうでした。
近くの山道では、ポルシェなどの高級外車をたくさん見かけましたので、恐らくこのSEXTANTIOに泊まっている方々と思われました
ということで、、サントステーファノディセッサーニオ村が3年前よりもきれいになっていて・・3年前に見かけたこの落書きがすっかり消されていました
W(VIVA)ALLEATI
貴重な落書き。「連合軍万歳」です、第2次世界大戦で解放してくれたアメリカなどの連合軍万歳の意味です
シチリアの方から連合軍は北上していきましたから。。。歴史としての落書きは残してもよかったのに。。
サントステーファノディセッサーニオ村2019年8月の写真
レンズ豆が有名
サントステーファノディセッサーニオ村はレンズ豆の産地
安くはないですがとてもおいしかったです。(3年前に購入、500gで7€位だった記憶)
この後は、カンポインペラトーレへ・・・・
コメント
こんな村巡りが大好きです❤️
ホテルのサイトも見ましたよ!
本当、時が止まってノスタルジーに浸れそうですね。
落書きにも歴史あり!ですね。
なんだか切なさも感じます。。。
そうそう、発展には切なさがついてきますかね・・・。仕事がない国ですから若い人が地元に残る意味でも観光に頼れるのはいいこと。。
昔、人と飼われていた動物の距離が近かった時代、村の中にある石造りのミニ牛舎、、今はバールの席として使われたりしています。