2019年のオリーブは?

春が寒かったこと(花の開花時期が遅れた)、花が咲いたとき、すでに暑すぎたこと、この2点が重なって、今年は結実がうまくいかなかったところが多いです。その上、去年、豊作だったので、今年はオリーブの実が少ないようです

生産者、搾油所、この時期になり、今年の秋の収穫量が少ないとわかったので、2018年産のオリーブオイルの売り控えが始まりました。自家用保存、来年用に予備としてストックする感じです。

今日はパジェッティ搾油所へ行ってきました
やはり、オリーブの実は成長が遅く、少ないそうですが、少ないオリーブからでも搾油がうまくいくように、夏の間、水やりを欠かさなかったそうです。あと1か月半から2か月、順調に育つことを願うばかりです

パジェッティ搾油所では、来週、最新式の分離機が入る予定、昨年まで使用した分離機(左写真)は既に取り外されました、6年ほどしか使っていない、これもかなり性能はいいものですが、今度入る分離機は、完璧らしく。
オイルを完全に搾油できるそうです、今までの機械はサンサ(搾りかす)の中に若干オイルが残るという決定的な問題がありました(搾油所にはつきものの、どこでもある話)これによって抽出率が少ないとなり、オリーブ生産者と搾油所のもめごとの第一原因でもあります。この問題が解消される分離機での搾油、楽しみです。

コメント

  1. ひよこ より:

    本当にオリーブオイルって毎年イロイロあって収穫も左右されますよね。
    自然ってそういうもなんでしょうね。

    • uty より:

      毎年いろいろありますね。ondata di freddo del gennaio 1985 と検索すると1985年のイタリアの1月の寒波の様子が出てきます。
      それほどにならない限り、なんだかんだあっても翌年には希望を持てるようなので、長い目で自然と一緒にやってくってかんじなのでしょうかね~~。