うなぎとサイクリング

コロナウイルス終息後のイタリア・トスカーナ旅行のちょっとマニアックな
ご提案。「天然うなぎを食べることを目標に大自然サイクリング!」
自転車は、電動含めレンタルショップがございます~!

まずは、うなぎのこと
うなぎという生き物は、降河回遊魚(こうかかいゆうぎょ)といって、川や湖などの淡水域で成長し、海で産卵するらしいです(鮭の反対)
イタリアでは、コマッキオのウナギ(アドリア海で産卵、ポー川で成長)が有名ですが、イタリアの中央部・トラジメーノ湖(ウンブリア州)の天然ウナギもなかなか!
トラジメーノ湖のウナギはテベレ川(全長405kmのイタリアで3番目に長い川、アンギアーリからも見えるフマイオーロ山が源流)で成長、ティレニア海にて産卵。

昨年9月にキュージ湖(lago di chiusi /トスカーナ州)で食べた「うなぎ/Anguilla/アングイッラ」がまた食べたくなって、先日、そのキュージ湖のウナギを目標にして、Eバイクで走って、食べに行ってきました

キュージ湖周辺レストランで出されるウナギは、
トラジメーノ湖産の天然物

キュージ湖 

今回のサイクリングプラン  (昨年9月のプランはこれ)
8:00 アレッツォ出発 
  (レストランまで55km・自転車と歩行者専用道)
12:00 キュージ湖レストラン Da GINO 着
14:00 レストラン発 再び自転車道で、CHIUSI駅まで(7km)
    ※自転車道の終点から、わずか500mでCHIUSI駅
14:58 CHIUSI 駅発 (普通列車 RV2312)自転車を乗せる
15:42 Arezzo 駅着 

アレッツォ~キュージ駅までの
全長62kmのSentiero della Bonifica (歩行者と自転車専用道マップ↓)

7月下旬の景色はひまわり畑
自転車道の周辺は広大なキアナ渓谷が延々と続きます、
作物や遠くに見える街並みが常に変わるので、飽きません!
平地続きで坂が無いので、女性のサイクリングにもお勧め!!
素晴らしい景色と美味しい空気、今は、出会う人は殆どいません(野生動物との出会い有)、コロナ発生前は、EU圏の観光客には多く利用されていました

キュージ湖に着きました、
ペダルを踏んでやっと着いたという達成感、
うなぎがご褒美のように待ち遠しいよ~!

今年のDA GINOのウナギも、期待通り美味しかったんですが、下の写真でご覧いただけますように、今年、食べたウナギ(右)はおっきくて、脂が結構、乘っていました。去年のそれ(左)は、脂分が少なく、小さく、身が締まってて、いかにも天然って感じでより美味しかったんです、
で、経営者に帰り際、その件、突っこみました
「今回も美味しかったこと前提にしていいますけど~~。。去年頂いたのは・・ローリエの味は覚えていないし、身が締まって脂が少なかった」
そしたら、ローリエの味付けは先代からのものでずっとやっている、もし、脂が乘ってない小さいタイプのウナギが好きだったら、前もって電話をくれれば、それを出すようにすると言ってくださいました、大きいのも小さいのも、トラジメノ湖からの天然ものだそうです

家に帰って、ちょっとウナギのこと調べてみました
わかったのは、今年食べたのは、きっと雌、去年食べたのはきっと
雄だったのではと想像・・
ウナギは、メスはなんと1m位まで、オスは成長しても30‐40cm、
イタリアでは、メスは、Capitone 、オスはburatello というらしい。
イタリアもウナギの旬は夏から秋、旅行シーズンとピッタリです!
DA GINOでは、今現在、手打ちのパスタと魚卵ソースが12€、天然ウナギも一人前12€(1500円位)です

目標達成ということで、食べたら、腹ごなしに7km程進んで、自転車をクーラー付きの電車に乗せて、アレッツォに帰ってきます。将来的にご興味ある方、お知らせくださいませ~~!

コメント

  1. ひよこ より:

    日本では、ウナギは本当にウナギ登りですよ、値段が。
    なので、随分ウナギはご無沙汰な私です。

    ウナギにローリエが合うとはビックリ!
    一気に洋食感がでる感じですね。

    道中に会う野生の動物の種類はなんですか?

    • uty より:

      脂っこさ軽くなってました。昨日たまたまウナギ漁師がTVの出ててイタリアも昔に比べて90%減だって。
      野生の動物、今回会ったのは鹿、おっきな針のない水の中にいるネズミの親子連れ(名前不明)、鷺。
      猪やキジも以前出会いました